サイディングをすることによって外壁塗装が不要になることはない!

サイディングをすることによって外壁塗装が不要になることはない!

外壁ではサイディングというものが利用されることがあります。これは建物の外壁に使う板状の外装材であり、不燃外壁材のもので、耐火性や耐久性に優れています。これはとても頑丈であり、色柄やデザインが豊富であるということもあり、その上にさらに塗装などは必要ないと思われがちではあるのですが、そんなことはなく、そこに塗装をすることが必須となっています。サイディングを作っているメーカーがそう、明確に出していますから覚えておきましょう。

目次

外壁塗装サイディングにはいくつも利点がある

サイディングとは建物の外壁に貼る、仕上げ用の板材であり、このサイデイングによって外壁を形成することにはいくつも利点があります。まず、デザイン性が高く、色や形のバリエーションも豊富であり、十分に頑丈であるということです。材質としては材質は大まかに窯業系であった、金属、樹脂、木もあります。工場で品質管理がされているものとなり、貼り付けていくという形になるので極めて早く工事を完了させていくということができるようになりますので、物凄くメリットがあります。
その上に塗装を仕上げていくという形にはなるのですがとにかく安価であり、素早く仕上げていくことができるようになりますから、とても助かることでしょう。
ただしサイディングされた上に塗装するわけですが利用できる塗料材というのがいくらか限定されるという側面がないわけでもありませんのでその点を踏まえて外壁塗装をするということにした方が良いでしょう。

サイディングには通気工法と直張り工法がある

最初にサイディングしてから何年くらいで再度の塗装が必要になるのかというのは劣化具合によってやはり変わるってくるので普通の外壁塗装とその部分において考えることは違わないです。
但し、塗料材が何でも使えるというわけではなくサイディングをした際にどのような形でやったのかということによって使えるタイプの塗料が変わってくることになります。
サイディングの方法として通気工法と直張り工法というのがあって、そのどちらの方法で作られたものであるのかということによって塗料としてどのようなものを使うのかというのが変わってくるわけです。
具体的には通気工法であれば水性、油性の塗料を自由に選ぶことができるのですが、直貼り工法ですと分厚い膜厚が密着してしまうことになる水性塗料は選べないことになりますから、注意しておきましょう。
選べる塗料材がやや制限されるということが特徴的なことになります。

外壁塗装サイディングの耐用年数について

どのぐらいの期間でサイディングしたところに対して外壁塗装が再び必要になるのかということなのですが、劣化具合によってだいぶ変わってくることではあります。
耐用年数は、10年前後であることが多いです。最短でも6年くらいはなんとかなる可能性が高いです。
このように考えてみると塗装をしなければならないタイミングというのはサイディングではなく普通の外壁塗装でもそれほど変わることはないという感じにはなるのですが、それでも頑丈であることは確かです。
しかし、サイディングの素材によっても多少変わることではありますが汚れにくい塗膜を維持しやすい、ということも多く、綺麗な状態を保ちやすいということがよい部分であるといえるでしょう。
塗装をする塗料材の種類によってもだいぶ上下してくる年数ではありますので一概に何年と言えることでもないですし、家の周りの環境例えばカビが生えやすいとかそういうのがあるとどうしても早めにやらなければならないこともありますが基本的には10年前後はもちます。

外壁塗装サイディングは色んな種類がある

サイディングの種類によって、色々と利点は違うことになります。窯業系サイディングはもっとも普及しているものといっても過言ではないものであり、材料はセメント質と繊維質原料であり、耐震性、耐火性に優れているので人気があります。
次いで金属系サイディングはこちらもそれなりに普及しているタイプとなります。断熱性が高く軽いのが特徴です。次いで木材系サイディングですが断熱性が高いですし、吸水性が高いです。
樹脂系サイディングというのもあります。これは日本ではそんなに多くはないのですがシーリングを使わない工法で出来ます。軽量となっているのも特徴です。
現状は概ねこれらのサイディングの素材があってそれらの特徴をしっかりと理解した上でどれを選ぶのかというのを決めることにした方が良いでしょう。
自分の住環境であったりとか、コスト云々にも影響することになりますので、メンテナンスのしやすさとかも含めて比較して検討していくということにしましょう。

外壁塗装サイディングに関するまとめ

外壁をサイディングによって行ったとしても外壁の塗装というのは必要になります。必要になってくるスパンとしては8年から10年程度であり、これらに関して言えば普通の外壁塗装と変わらないスパンとなると言っても過言ではないです。
サイディングの素材としても色々とあるのでそれによって特徴、メリット、デメリットがありますから、それらを含めてどれにするかを決めると良いでしょう。
サイディングをすることによって外壁塗装が必要なくなるとられる考えてしまう人が結構いるのですが、そうではなく明確に外壁の塗装は必要にはなってくるものになりますので注意しておきましょう。
より家を頑強に守るという点においてはサイディングというのはとてもおすすめできるものではありますので、お勧めできることではあります。
デザイン性も高いのが多いですからおしゃれにこだわる人にとっても良いものとなるでしょう。

以上、外壁の塗装はサイディングされた外壁においても必須の行為である…でした。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次